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「人生」というゲームには人間種だけでも多種多様なプレイヤータイプがいるのだよ!私のようなむっつり陰キャサイエンティストのようにね。
そうなんだ。
親切タイプ別プレイヤー
他人への親切は、その与え方や考え方によって3タイプに分類できる。
マッチャー:Matcher
自分がもらった分だけ人に与える、与えた分だけ貰おうとする貸し借りをしたくないプレイヤー。
バランスをとるために常に考えながらキブアンドテイクをする。
テイカー:Taker
自分が与えるより人から多くをもらおうとするプレイヤー。
他人に親切にしないタイプと思いきや、そんな単純ではない。自分がより多くのものや権力を手に入れるために打算的に他人に与えるという特徴を有する。
典型的ないけ好かないタイプ。
ギバー:Giver
自分がもらうより多くを人に与えるプレイヤー。
英語のGiverの発音がかっこいいのでそのまま日本語にしただけであり、要は与える人。
親切や物を与えることによって人間関係のネットワーク、人的資本を作る。
このネットワークが、困った時や、新しい試みをしようとした時にすぐ人が集まってくれるという形で役立つため、一番人を集められるギバーが最も成功しやすい。
逆に、目先の利益を優先し、長期的に価値のある信頼をないがしろにしやすいテイカーは成功しにくい。
最も成功しやすいのも失敗しやすいのもギバー
人を集めやすい分成功しやすいギバーであるが、与えるがゆえに利用されて損をしやすいのもギバー。実際、さまざまな分野において、底辺にいる人も、トップにいる人もギバーが多い。
ギバーは、「皆の利益を最大化」しようとする傾向があるが、この皆に自分を含めるプレイヤーは成功しやすく、自分を含めないプレイヤーは底辺になりやすい。
トップと底辺を分けるのは自分を含めるか否かだけなので、自己犠牲の精神が強いマゾは注意が必要。