このレポートを読むのに必要な時間は約 3 分です。
お金とは
様々な商品やサービスと交換可能なアイテム。
大抵のものは「お金」と交換でき、「お金」を十分量保有しているとなんでもできることから、「自由」を得るためのプラチナチケットと呼ばれている。
しかし、様々な負の魔力を秘めており「お金」を得るために「自由」を犠牲にするプレイヤーが後を絶たない。
また、「お金を得ること」自体が目的となってしまい、本末転倒状態となることも珍しくない。
お金の歴史
元々、人間種は「物々交換」をして暮らしていたが、物々交換では「相手が自分の持っているものを欲しくない場合は交換できない」「物の価値が釣り合わない」という問題があった。
そこで、物々交換の問題を解消するために「物品交換」を行うようになった。物品交換とは「布・塩・貝・砂金」などの物品と欲しいものを交換するということである。
しかし「布・塩・貝・砂金」は自分で容易に入手出来てしまい価値が安定しないことから、より希少価値の高い「金、銀、銅」が物品交換では使われるようになる。
ただ、金などは産出量も限られており、分割も容易にできない、持ち運びにも不便などの理由から、「金と交換できる証明書を作ろう」ということで信用できる国の中央銀行が発行する紙幣がお金として使われるようになった。
お金自体に価値はない
元々は紙幣などのお金は「金との交換券」という共通認識があるために成立していた。
しかし、経済が活発になるにつれて紙幣が沢山必要になってきたが、紙幣は金と交換できるので、銀行が持っている金の量までしか紙幣は発行できないという問題があった。
そこで銀行は、この問題を解決するため、以下のように制度を変えた。
- 保有している金の量に関係なく紙幣を発行する
- 紙幣は金との交換券ではない。切り離されたものである。
「紙幣が価値のある物」という共通認識が世の中に浸透していたがためにこの制度変更は受け入れられたが、金との交換券ではなくなったことから、本質的には単なる特殊な紙である。
そして近年では、お金は、硬貨、紙幣などの従来のタイプから「電子マネー」と呼ばれる電子情報に置き換わりつつあり、どんどん実態がなくなってきている。
お金と幸福度の関係
多くのプレイヤーが闇雲に「お金」を求めるのは、「お金」=「幸せ」と考えているからであるが、この考えは正しくないとされている。
お金で不幸は減らせるが幸福になるわけではない
お金を稼いだから幸せになるということはなく、お金によって余計な時間や手間、面倒ごとを減らせるので、マイナスをゼロにすることはできるが、プラスになるわけではない。
幸せになるためには、お金により生み出した時間や労力で、何をしたかで決まる。
年収1000万程度までは収入に比例して幸福度は上がるが、それ以上の年収となると、幸福度が下がってしまうこともある。
年収1000万以上になると、他のプレイヤーの年収が気になり比較するようになるが、上には上がいるため、落ち込んで幸福度が下がるとされている。
お金のストレス
ストレスの二大要因は「人間関係」と「お金」であり、「お金」のストレスはプレイヤーに大きな影響を及ぼす。
金欠だと、自然に健康を害するような生活、食事を送りやすく、貧しさのストレスなども強いことから様々なデバフ効果が発動する。
一度、デバフ効果を受けると、デバフの影響により更にお金が無くなる行動をとり、更にデバフを強めるという悪循環に陥りやすくなるため、注意が必要。
脳が縮む
お金があるほうが脳が大きく機能が良くなる傾向がある。
育った環境が貧しく十分な教育が受けられたか否かは関係なく、大人になってお金があるかどうかということが脳のサイズに影響する。
自己コントロール能力が低下する
お金がないほど暴飲暴食に走りやすい。
IQが下がる
なぜかIQまで下がる。IQが低いからお金がないのか、お金がないからIQが低いのかは神のみぞ知る。
大事なのはお金に関しての感覚
大事なのは「お金」の絶対量ではなく、自分にとって「お金」が十分足りているという感覚。
お金を持っていても金遣いが荒く常に金策を考えているプレイヤーのほうが、少ない金額ながら節約してうまくやりくりしてるプレイヤーよりお金のストレスは強くなる。
収入別プレイヤータイプ
低収入プレイヤー
低収入のプレイヤーは、お金がないことを言い訳に努力を怠るタイプが多く、自分から進んで浪費するため、以下のような傾向がある。
- タバコを吸う確率が高い
- よくお酒を飲む
- コンビニや自販機などをよく利用する
- ギャンブルをする
- 宝くじを買う
高収入プレイヤー
目先の快楽を得るための浪費ではなく、将来の投資にお金を使うことができる。